- 失敗しない飲食物件探し
- 飲食店の物件を探すために重要な準備とは?
開業イメージを具体化する
開業イメージを詳細に具体化することで、必要な物件像が見えてきます。
- どんな商売をはじめたいのか
- 事業を続けていく自信があるか
- どんな料理・サービスを提供したいのか
- 開業する場所のイメージはあるか
- どんな客層をターゲットにするのか
- サービスや提供する商品に特徴があるか
- お店のコンセプトは明確になっているか
- 収支の予測をしているか
- 開業する事業について知識や経験があるか
- 自己資金はどのくらい準備できるか
店舗物件の基本的な3つのポイント
- 1立地(最寄駅、徒歩時間)
- 絶対にゆずれない最低条件を決めましょう
まず店のコンセプトを明確にして、どんなお客をターゲットにするのかを決めましょう。 お店のふさわしい場所は、駅から何分までか、住宅地でなくてはいけないのか、人通りがどれ位必要なのか、 などの条件をできるだけ具体化することが重要です。
お店の前の看板は何人の人に見てもらえるのか、何人の人がお店に入ってくるのかなど、 目安となる通行量を調べます。平日と金曜日の2回。オープン予定時間の1時間くらい前から 開店予定時間まで、お客さまになる可能性のある人の数を時間ごとにカウントします。
- 2面積(坪数)
- 店舗面積は売上から逆算して決めましょう。
予想する売上から最低どれ位の面積が必要なのかを考えるようにして下さい。 売上予想は簡単にできます。自分のイメージと近い店に通って取材しましょう。1日の売上・サービス内容 ・席数・来店者数・客単価がわかればOKです。
- 3賃料
- 賃料の目安は、売上予測によって決めましょう。
スタッフの人数、人件費、仕入原価、宣伝広告費、自分の給料はどのくらい希望するのか。 まずその店でどれ位の売上を考えているのか、その売上に見合った賃料の上限はいくらなのか。 しっかり予算を立てることで希望の物件探しがスムーズになります。
条件が決まったら店舗物件のリサーチをしましょう。
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一般的な店舗契約の流れ
- 1.情報収集
- 店舗物件を探し、希望の物件があったらその物件を扱う不動産業者へ問い合わせをします。
詳細の情報を送ってもらい条件を確認します。 条件が希望にあっていれば実際に店舗を見せてもらいます。
- 2.内見
- 本当に条件にあう店舗物件かどうか実際に外側・内部の状態と次の5項目をチェックします。
1)設備容量の確認 2)什器・備品・設備等の確認(リース物件の場合) 3)看板設置条件の確認 4)契約書類の確認 5)権利関係の確認
- 3.申し込み
- 申込み書類に必要事項を書き入れ捺印の上、貸主又は不動産会社へ提示します。条件を入れる場合は申込みと同時に賃貸条件、賃料発生時期、契約可能日などを申し入れします。
- 4.申し込み審査
- 貸主側で、申込者の選定及び信用調査を行います。1週間程度かかります。
- 5.設備容量等の確認
- 契約後、設備面等にてトラブルが生じないよう専門業者に確認してもらうことが大切です。 電気・ガス・給水・排水・排気経路・空調機・看板掲示範囲・ごみ処理・厨房設備・排気設備などを確認します。
- 6.貸主承諾
- 賃貸契約書及び登記簿謄本の確認を行い、賃貸契約書内に特殊な条文の有無、登記簿謄本から所有者、差押、競売、担保内容などを不動産業者に確認してもらいます。
- 7.情報収集
- 物件に関することの確認ができましたら、契約になります。 一般的には契約時一括にて支払いますが、金融機関の融資を受けた場合について、融資金額が不確定の場合は、契約時に手付金を支払い、融資実行後、残金を決済する方法もあります。その際、手付金の額は物件により異なりますが、家賃の1~2ヶ月が一般的です。手付金支払い後、残金決済を期日までに行えない場合は、手付金の返還はされません。